この駅の建築には「どっこいせ踊り」が深く関わっています

福知山市の代表駅である福知山駅(ふくちやま)は、山陰本線と福知山線に加え、京都丹後鉄道宮福線が交わる鉄道の要衝です。平成17年11月に高架化され、南と北のどちらにも広い駅前広場のあるたいへん立派な駅なんです。

ー京都府・JR山陰本線ー(Kyoto Pref・JR Sanin Main Line)

さてこの駅舎、高架駅にしては、変わったデザインだと思いませんか? この連なる曲線はいったいなにを現しているのでしょう。
福知山市は福知山城の城下町です。福知山城は、天正8(1580)年ごろに明智光秀が築いたとされています。明治時代のはじめに廃城令で取り壊されましたが、昭和61年に三層四階の天守閣が再建され、郷土資料館として公開されています。

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その福知山城を明智光秀がを築く際に、領民たちが石材や木材を城に運びながら「ドッコイセ、ドッコイセ」と唄い出し、それが現在まで受け継がれたのが「福知山踊り」です。
というわけで、この駅舎のデザインの正体、それは「福知山踊り」で女性がかぶる笠をイメージしているんです。
「福知山踊り」はその掛け声から「ドッコイセ踊り」とも呼ばれ、毎年8月に駅の北口広場を中心に大勢の市民が参加して盛大に行われます。

ところで、駅の南口広場にはターンテーブルとSLがモニュメントとして置かれています。なぜこのようなものがあるのかというと、かつてここに機関区があったからなんです。過去にそのようなものがあったということを忘れないようにという想いが込められているんですよ。

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