厚木駅は厚木市じゃない?!経緯を知っても混乱する〜

JR相模線と小田急小田原線の乗り換え駅、それが厚木(あつぎ)駅です。

ー神奈川県・JR相模線ー(Kanagawa Pref・JR Sagami Line)

小さな駅舎は小田急電鉄の所有で、昭和47年4月に改築されたもの。
ホームはJRが地上、小田急が築堤上にあります。

さて、JRのホームに行ってみると、線路を挟んだ向こう側にもホームがあります。実は、平成19年3月までは対面にある旧ホームが使用されていたんです。
旧ホームへ行くには線路を横断しなければなりません。利用客の多い厚木駅では、それはたいへん危険だったため、線路の手前に新ホームを造ったというわけです。
ところで、この厚木駅、所在地は厚木市ではなく海老名市なんです。厚木市の中心部は相模川の対岸の小田急の「本厚木駅」になります

こんなことになったのでしょうか?
厚木駅は、大正15年に神中鉄道(現・相鉄本線)の駅として開業。本当は現在の本厚木駅まで線路を敷く予定でしたが、相模川を渡る鉄橋の建設に多額の費用がかかるため、ここを厚木の中心部への入口として「厚木駅」と名付けられたのです。

その後、小田急線が開通し、厚木の中心地にも駅ができました。その時に、中心地の駅を「厚木駅」にして、いままでの「厚木駅」を他の名前に変えれば良かったのですが、すでに慣れ親しんでいるという理由で改称は行われず、中心地の新駅を「相模厚木駅」としたのです。「相模厚木駅」はのちに「本厚木駅」に改称して現在に至っているのです。
事情を知らない旅行客などは混乱してしまう人もいるようです。ややこしいですね。

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