後からできた駅に消されそうになった駅 がんばれ!!

平成27年3月に、北陸新幹線が長野駅から金沢駅まで開業したのは記憶に新しいところです。

ー富山県・富山地方鉄道ー(Toyama Pref・Toyama Local Railway)

富山県にも宇奈月温泉への玄関口として「黒部宇奈月温泉駅」が開業しました。同時に富山地方鉄道にも接続駅として「新黒部駅」が新設され、宇奈月温泉へのアクセスが格段に向上しました。
これで、めでたしめでたしとなれば良かったのですが、新しくできるものがあれば、その陰で消えゆくものがあるのも世の常。
そんな時代の波に揺れ動いたのがこの舌山(したやま)駅です。

駅の開業は大正11年11月。駅舎は開業当初のもので、アルミサッシすらごく一部にしか使っていない、まるで木造駅舎の見本のような造りです。
北陸新幹線の接続駅として「新黒部駅」の設置が発表されたとき、この舌山駅の廃止が検討されたのです。

というのも、舌山駅と新黒部駅はわずか400メートルほどしか離れていなかったのです。歩いても10分とかからない距離です。
鉄道ファン・駅舎ファンの間では、こんな近い距離に駅はいらないだろうと、舌山駅が廃止になるのではという憶測が飛び交ったのです。

しかし結果的には、舌山駅に交換設備があったことも幸いして、ファンの心配をよそに新幹線開業後も舌山駅は存続し、元気に活躍しています。
とはいっても、駅舎はかなり老朽化している様子。せっかく存続したこの駅舎、いつまでもがんばって欲しいですね。

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