昭和初期の駅舎!天皇陛下も楽しまれた絶景〜♫

神戸から有馬温泉へ行くには、電車やバスなどいくつかのルートがありますが、六甲山地をケーブルカーとロープウェイで越えるルートもあります。そのルート上にある六甲ケーブルの駅が六甲山上(ろっこうさんじょう)駅です。

ー兵庫県・六甲ケーブルー(Hyogo Perf・Rokko Cable)

この駅舎は昭和7年3月の開業当時のもので、直線的なアールデコ風のデザイン、テラコッタの装飾など見どころの多い建物です。平成12の第一回「近畿の駅百選」にも選ばれているんですよ。
でも、こんな駅にも存続の危機があったんです。

昭和19年、戦争に使用する鉄材を集めるために六甲ケーブルと近隣にあった六甲登山ロープウェイを不要不急線として路線を休止、そして六甲登山ロープウェイは撤去されたのです。六甲ケーブルも撤去される予定でしたが、昭和20年に終戦を迎え、撤去を免れたのです。

そして、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災。このときにも路線は休止となりましたが、幸いにも被害は少なく、半年後の7月に運行が再開されています。
このように、何度も危機を乗り越えて存続し続けている駅舎なんですよ。

さて、この駅の魅力は駅舎だけではありません。「六甲山上」という駅名が期待させるとおり、駅舎の隣には展望台があるんです。昭和56年に昭和天皇がご訪問をされたことにちなんで「天覧台」と名付けられたこの展望台は、神戸市内はもちろん、天気が良いと和歌山のほうまで見渡せます。とくに夜景はすばらしく、有数の人気観光スポットになっているんですよ。
この駅ではちょっと時間をとって、ぜひ駅舎と景色を堪能してください。

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