真っ赤な屋根はなに?耳をすませば木魚の音も??

長野県飯山市にある蓮(はちす)駅は、大正10年10月に飯山鉄道株式会社の駅として開業した当時から無人駅で、カーブした片面ホームの上に小さな待合室があるだけの駅です。

ー長野県・JR飯山線ー(Nagano Pref・JR Iiyama Line)

現在のシックで落ち着いた雰囲気の待合室は、北陸新幹線飯山駅開業に合わせて平成26年11月にリニューアルされたもの。
そのデザインは「悠久の流れ千曲川の移り変わる四季と唱歌 ふるさとの情景」をコンセプトとして「ふるさと」をテーマにしているそうです。

さて、ホームに立つと目の前に真っ赤な屋根の建物が見えます。
この建物、実はお寺なんです。曹洞宗の永国寺(ようこくじ)といい、その派手さとは裏腹に古くからある名刹で、駅のある場所ももともとはお寺の敷地だったそうですよ。

駅の東側にある参道の途中には線路が横切っていますが、そこから先に民家はないので、この踏切はなんとお寺専用ということになるんです。

さて「ハチス」とは面白い駅名ですね。その由来は、主に扇状地につけられる地名で、この駅も北側が山、南側に千曲川があるという扇状地形になっているんです。ただし、夏にはお寺の住職が世話をしているという蓮の花で埋め尽くされるので、もしかすると蓮の花からつけられた地名かも知れないそうです。
ホームに立ち耳を澄ますとお寺から木魚の音が聞こえてくることもあるそうですよ。風情がありますね。

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