ピンク色でユーモラスな形がとても印象的。これが都留市(つるし)駅の駅舎です。
昭和4年6月に「谷村横町(やむらよこまち)」として開業、昭和40年3月に「都留市」に改称しています。
ー山梨県・富士急大月線ー(Yamanashi Pref.・Fujikyu Otsuki Line)
さてこの駅舎、いったい何をイメージしたのでしょうか。人によってヒトデ、エイ、星など、何に見えるかそれぞれ違うでしょうけれど、筆者はこれを見て思いました。
「あっ! インベーダーだ!」
ここでいうインベーダーとは昭和53年ごろに大ブームとなったインベーダーゲームのこと。その中に出てくる敵キャラクターに似ているのです。
そのインベーダーブームと時を同じくしてブルートレインブームでもありました。ブルートレインとは、夜行寝台列車のことで、筆者も当時、毎週末近くの駅に行き、「さくら」「あさかぜ」「明星」など、ブルートレインの写真を撮っていました。写真を撮りながら、空いた時間に喫茶店でインベーダーゲームに熱中したものです。いまではブルートレインもほとんど姿を消してしまいましたが、この駅舎はそういう懐かしい時代を思い起こさせてくれました。
ちなみにこの駅は、駅名のとおり都留市の代表駅なのですが、市役所の最寄り駅は隣の谷村町駅になりますのでご注意を。
関連記事
■建物がカラフルでかわいいその他の駅舎
関連サイトの最新記事