朱と白のコントラストがまぶしい目を見張るような駅舎。これが那智(なち)駅の駅舎です。
ー和歌山県・JR紀勢本線ー(Wakayama Pref.・JR Kisei Main Line)
開業は大正元年12月。現在の駅舎は熊野那智大社を模して昭和11年12月に改築されたもので、見事な社殿風の駅舎は一見の価値があります。
駅の裏は海水浴場。美しい砂浜がひろがり、夏の海水浴場はもちろん、そのほかの季節でも雄大な那智湾を眺めながらの散歩が楽しめますよ。
駅舎は無人なのですが、平成10年8月に駅舎に隣接して町営温泉「丹敷の湯」を併設した那智駅交流センターがオープンしました。駅舎と調和するようなデザインになっています。
「丹敷の湯」は2階にあり、料金は大人600円、子供300円。大きな浴槽からは那智湾を眺望することができます。みごとな夜景もおすすめですよ。
温泉を楽しんだあとは、1階のくつろぎ広場で休憩。マッサージチェアやジュースの自動販売機があります。地元の農産物や特産品の販売も行っているので、存分に楽しめること請け合いです。
ちなみに、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野那智大社は北西に約8キロ。その近くには国の名勝にも指定されている日本一の落差を誇る那智の滝もありますので、ぜひお立ち寄りください。
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