日本三名園のひとつに数えられる水戸の偕楽園。その園内にあるのがこの偕楽園駅(かいらくえん)です。
ー茨城県・JR常磐線ー(Ibaragi Pref.・JR Joban Line)
梅まつりの時期に合わせて営業する臨時駅で、列車は一年中停車するわけではありません。
普段はかたく施錠され、ホームには入れないようになっています。列車が停車するのは、おおむね毎年2・3月の土・日・祝の9時頃から15時30分頃で、普通列車はもちろん、特急列車も停車します。
同時に駅前にはいくつもの屋台が並び、お祭り気分が高まります。
この駅は臨時駅であるということのほかに、もうひとつ変わっていることがあります。
それは「下り列車だけが停車する」ということ。なんとこの駅には上りホームがないのです。
では上野方面に行くにはどうするかというと、いったん水戸駅まで行き、上り列車に乗らなければなりません。水戸駅でおみやげを買って帰ってね、ということでしょうか。
さて、偕楽園についてですが、国の史跡及び名勝に指定されている名園です。梅の名所として知られ、園内には100種3000本もの梅が植えられています。
「梅まつり」のほかにも、4月に「桜まつり」、5月に「水戸のつつじまつり」、8月に「水戸黄門まつり」、9月に「萩まつり」が行われます。「梅まつり」以外の時期の来園は水戸駅からバスかタクシーでどうぞ。
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