丸いドーム型駅舎!どうやら地球儀のようですよ?!

思わず視線を奪われる銀色のドーム。これは社町(やしろちょう)駅の駅舎です。

ー兵庫県・JR加古川線ー(Hyogo Pref.・JR Kakogawa Line)

大正2年8月に播州鉄道の「社口」として開業。大正5年11月に「播鉄社」に改称。昭和18年6月に国有化され「社町」に改称されています。

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現在の駅舎は、平成17年3月に建築されたもので、地球儀を模しているとのこと。ドーム部分は駅の施設に隣接している「交流ふれあい館」で、待合室も兼ねて地元の方の作品や写真の展示スペースとして利用されています。

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さて、この駅は加東市の代表駅です。加東市は平成18年3月に社町と滝野町が合併して誕生しました。駅のある場所は、駅名に反して旧社町ではなく旧滝野町にあるんです。ちょっとおもしろいですね。
駅前は住宅地でにぎやかという感じではありませんが、東へ約4キロほどのところの加東市役所の周辺にはショッピングセンターなどがありにぎやかです。
また、駅から東に3キロのところに、北播磨第一の大社といわれる佐保神社があります。佐保神社の門前町だということが「社町」という地名の由来になっているんです。
駅の近くでは、東に約350メートルのところに住吉神社があります。上鴨川村の鎮守社で、本殿は国の重要文化財に指定されているんですよ。