地上15mにあるコンクリートに囲まれた無人駅!

山間ののどかな風景を見下ろすように敷かれた鉄道の高架橋。そんな場所にあるのがこの筑前山手(ちくぜんやまて)駅です。

ー福岡県・JR篠栗線ー(Fukuoka Pref・JR Sasaguri Line)

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昭和43年5月に篠栗線が篠栗から桂川まで延伸したときに設けられた駅で、なんとホームは高さ15メートルの空中にあるんです。
コンクリートで造られた構造物のなかに地上とホームを結ぶ階段が納められています。無人駅で利用客も少ないため、エレベーターもエスカレーターもありません。

階段の途中には、コンクリートの灰色一色の空間にならないようカラフルな絵が描かれ、無機質な建造物に彩りを添えています。

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駅の周辺には篠栗四国霊場八十八か所の札所がいくつかあって、お遍路さんの姿を見かけることも。
篠栗四国霊場八十八か所とは、篠栗町にある空海(弘法大師)を拝する八十八か所の霊場の総称です。
駅のすぐそばには小さなお堂の第十一番札所・山手薬師堂があるほか、駅から3キロ程度の範囲に10を超えるお寺や神社があるんですよ。
日中の列車の本数は上り・下りとも1時間に1本程度と多くはありませんが、博多という大きな駅から30分足らずで来ることができるので、気軽に楽しめる珍駅として、一般の人や鉄道ファンにも人気がある駅なんです。