全国の80%はここで?!そこそこ歴史のある駅です!

カラフルなイラストが描かれた建物、これが山岡(やまおか)駅の駅舎です。

ー岐阜県・明知鉄道ー(Gifu Pref・Akechi Railway)

昭和9年6月に国鉄明知線の「遠山」として開業。昭和31年12月に「山岡」に改称しています。
そして、昭和60年11月に国鉄から明知鉄道に転換して現在に至っています。
さて、この駅舎の特徴のカラフルなモザイク画ですが、昭和63年に事務所を改装して学習塾として使用したことから、外観をこのようにしたとのことです。
このように一見、新しいように見える駅舎ですが、実は昭和9年の開業時のものなんです。待合室に入ると木の柱や扉など昔のままで、外観とのギャップに驚かされます。
ところで、山岡町は「寒天のふるさと」なんです。

晴天が多く昼夜の気温差が大きいという気候を生かして寒天を生産、その全国シェアは80パーセントを超え、もちろん日本一。
駅前には明知鉄道が運営する「山岡駅かんてんかん」があり、寒天が出来上がるまでの行程など、寒天に関する資料が展示されています。また、レストランでは寒天を使った定食、そばやラーメンなどのメニューがあり、食物繊維が豊富でヘルシーだと人気があるんですよ。土産物も販売しているので、山岡駅にきたときはぜひ覗いてみてください。