すごい!ちょーレアな駅舎です♪こんな駅があったとは!

仁愛グランド前(じんあいぐらんどまえ)駅は、えちぜん鉄道・三国芦原線の中角−鷲塚針原間にある平成4年9月に開業した臨時駅です。

ー福井県・えちぜん鉄道ー(Fukui Pref・Echizen Electric Railway)

実はこの駅、ただの駅ではないんです。もちろん臨時駅だということもあるのですが、それだけでは語れないとってもレアな珍駅なんです。
なんとこの駅、えちぜん鉄道の駅の路線図や運賃表、ホームページにも載っていないし、触れられてもいないなのです。地図にも載っていないものがあるなど、謎の多い駅なんです。

駅には待合室どころか駅につきものの駅名標さえありません。ホームは片面ですが、普段はホームに入れないように入口にロープが張られているんです。
ではいったい、何のための駅なのでしょうか?
この駅のすぐそばには仁愛学園グラウンドがあるんです。そこで行われる仁愛女子短大・仁愛女子高等学校の秋の体育祭などのイベント時に限り営業する駅なんです。

年に1日だけ数本の列車が停まり、体育祭に参加する学生および学校関係者だけが乗降可。一般客は乗降は断られ、乗降の許可を得るのも難しいといいます。
さて、この謎めいた駅、じっくり観察してみたいものですね。この、列車がほとんど停まらない駅に行くには、隣の鷲塚針原駅から徒歩で来るのが良いでしょう。意外に近く15分ほどで来ることができますよ。