改築後、ゴージャスな建物に生まれ変わりました〜♪

どっしりとした、まるで城のようなゴージャスな構えの建物、これが真室川(まむろがわ)駅です。屋根には金のシャチホコも乗っています。

ー山形県・JR奥羽本線ー(Yamagata Pref・JR Ou Main Line)

明治37年10月に「新町(あらまち)」として開業、大正5年9月に「真室川」に改称されています。

「森の停車場」と名付けられた現在の駅舎は平成15年12月に改築されたもの。地元で産出した木材を多用して、木のぬくもりがあふれる駅舎になっているんですよ。
さて、真室川といえばいうまでもなく「真室川音頭」の発祥の地です。明治時代に千島や樺太へ出稼ぎに行った人たちが歌っていた「ナット節」をもとに、真室川に住んでいた女性が創作したのが始まりです。それが昭和初期に真室川鉱山で働いていた人々によって盛んに歌われ、戦後「真室川小唄」としてレコード化されたのをきっかけに全国的に知られるようになったのです。

駅舎内には、きっぷ売り場のほか、観光パンフレットが置かれ、町の情報を発信しています。また、産直品の売り場が設けられ、町内で作られた野菜、山菜、花、きのこや、菓子類、工芸品なども販売されているんです。
このように、旅行者だけでなく、町に住む人にとっても憩いの場になっている駅なんですよ。