いつもたくさんの観光客でにぎわっている浅草は、いうまでもなく東京を代表する観光名所のひとつです。
ー東京都・東京メトロー(Tokyo・Tokyo Metro)
浅草といえば浅草寺。雷門をくぐって、東京みやげや菓子店のならぶ仲見世商店街をぬけるとそこが浅草寺です。
浅草寺は628年に創建された都内最古の寺で、年間3000万人が訪れ、商売繁盛・家内安全・学業成就・厄除けなどあらゆるご利益があるそうです。さて、浅草にはいくつもの駅があって、東武鉄道、東京メトロ、都営地下鉄、つくばエクスプレスにそれぞれ浅草駅があるんです。
その数ある浅草駅のなかで、浅草寺雷門に最も近いのがこの東京メトロ・浅草(あさくさ)駅なんです。雷門まではわずか150メートルほど。
そしてその4番出口は、浅草の駅のなかでもっとも浅草らしい駅舎なんです。「浅草らしい」とはどういうことかというと、なんと浅草寺雷門を模しているんです。
上野−浅草間に日本で初めての地下鉄が開業したのが昭和2年12月。この駅舎はその開業当時のものだそうで、単なる地下鉄の入口がそんな意外な深い歴史をもっていることにビックリですね。
平成20年に土木学会選奨土木遺産にも選定されているほどの貴重な駅舎なので、浅草観光のひとつに加えてみてはいかがでしょう。
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