宇治と言えば世界遺産登録の平等院!玄関口です♪

宇治(うじ)駅は京阪宇治線の終着駅で、開業は大正2年6月。宇治茶や平等院鳳凰堂で有名な宇治市の中心部にあり、休日には多くの観光客で賑わいます。

ー京都府・京阪電鉄ー(Kyoto・Keihan Electric Railway)

正式な駅名は「宇治」なのですが、約1キロ離れたところにあるJRの宇治駅との混同を避けるため、一般的には「京阪宇治」と呼ばれているんです。
現在の駅舎は、駅前のバスターミナルと道路整備のため駅を移設して平成7年6月に使用開始されたもので、デザインは南海の特急ラピートのデザインも手がけた建築家の若林広幸の設計によるものです。

この駅舎を正面から見ても、とくに特徴があるようには思えません。ところが、中に入ると驚くような光景が目に飛び込んでくるんです。
全体が円を基調としたデザインになっていて、半円の連続するコンコースは思わず息を飲むほど。そのすばらしさは平成8年に私鉄の駅としては初めてとなるグッドデザイン賞を受賞しているほどなんですよ。

ちなみに、駅舎からホームまでの通路が低くなっていますが、これは通路の上をJR奈良線の線路が通っているためなんです。
さて、宇治といえば平等院は外せませんね。平等院へは約700メートルの距離です。永承7(1052)年に創建され、鳳凰堂をはじめとする多数の国宝や国の重要文化財が所蔵されています。世界遺産にも登録されていることから、世界中から観光客が訪れているんですよ。