改名して心機一転!ここは日本のまん真ん中〜^0^

田園地帯に民家が点在するのどかな雰囲気の中にこの八坂(やさか)駅はあります。開業時から無人駅で、ホームは片面、駅舎はありません。

ー岐阜県・長良川鉄道ー(Gifu Pref・Nagara River Railway)

昭和27年7月に国鉄越美南線の「半在」として開業。昭和61年12月に国鉄から長良川鉄道へ転換し、そして平成18年4月に駅名が「八坂」に改称されました。改称された理由は「半在」という駅名が「犯罪」を連想させて縁起が悪かったからといわれています。
ちなみに「八坂」という駅名は、駅から北に200メートルほどのところにある八坂神社からきています。
こんな、なにも特徴がなさそうな駅ですが、ホームには大きな看板が建っていて、そこには「日本まん真ん中の駅」と書かれています。

以前ご紹介した駅に「日本のおへそ」がありましたね〜(笑)

はて、「日本まん真ん中の駅」とはどういう意味なのでしょう?
なんと、平成2年の国勢調査で人口重心点がこの駅の近くになったのです。人口重心点とは人の体重がみんな同じとして、日本全土を1点で支えることができる地点のことです。ということで、日本の中心であるということをアピールするようになったというわけです。
人口重心点は国勢調査のたびに変わるので、現在は他の地域に移っているのですが、「平成初の人口重心点」としてホームに看板を掲げてアピールしているんです。
アピールできるものは何でもアピールしておけっ!!(笑)