色違いの同じ駅舎が!(笑)とても素敵な駅名ですね〜♪

大金(おおがね)駅の駅舎は平成26(2014)年3月改築。駅の入り口がななめになっているのが特徴です。

ー栃木県・JR烏山線ー(Tochigi Pref・JR Karasuyama Line)

無人駅のため窓口はなく、駅舎の半分はトイレになっています。ホームは対向式で跨線橋はありません。線内で唯一の列車の行き違いが可能な駅です。「大金」という縁起のいい駅名のため、有人駅だった時代には入場券がよく売れていたそうです。

さて、この駅の名物、それは神社です。
駅舎のとなりには「大金神社」があり、「神社が併設されている駅」として知られているんです。
この神社は、路線の活性化を目的として、JRによって平成5(1993)年に建立されたもの。その縁起の良い駅名にあやかって、乗客の安全と沿線の人々に大金の夢が叶うことを祈願したもので、出雲大社から大黒様をお迎えして御神体としているということで、これはご利益がありそうですね。

ちなみに駅の入り口がななめになっているのはこの「大金神社」への参拝を考慮したためなんです。
JR烏山線には7つの駅があることから、各駅にそれぞれ七福神を当てはめています。ここ大金駅はやはり大黒様です。

打出小槌を持った大黒様は、商売繁盛の神とされているので、この駅にぴったりですね。

この駅に来たときはぜひ大金神社にお参りを。大金持ちになれるかも知れませんよ。