何の変哲もないこの駅と思いきや!!すごい発想〜(笑)

東鷲宮(ひがしわしのみや)駅の開業は昭和56年4月。すでに東武伊勢崎線に鷲宮駅があったので、駅名が東鷲宮になりました。

ー埼玉県・JR東北本線ー(Saitama Pref・JR Tohoku Main Line)

当初は貨物駅でしたが、昭和57年6月に旅客扱いを開始して、現在に至っています。
さてこの駅、外から見た感じは何の変哲もない普通の駅ですが、実はとっても変わった駅なんです。いったい何だと思いますか?

前述のようにこの駅はもともとは貨物駅でした。現在でも線路の東側は貨物ヤードになっています。
その貨物ヤードに下りの貨物列車が入線するときに、上り線を横切ると旅客列車の運行に支障が出てしまいます。

そこでどうしたかというと、なんと!上り線を高架にしてしまったのです。

そうです、「とっても変わった駅」というのは、この駅のホームが下り線は地上、上り線が高架になっているのです。上りと下りでホームの高さが違うという、こんな駅はなかなかありませんよ。
駅舎は線路の西側にあり、東側には駅舎に隣接している地下道で行くことができます。その東側は現在は立派なロータリーになっていますが、ここもかつては貨物用の線路が敷かれていたんですよ。
周辺は住宅地で、これといった名所はありませんが、大きなショッピングセンターや入浴施設があるので、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。