咲花(さきはな)駅は、新潟県内ではよく知られた咲花温泉への下車駅です。
ー新潟県・JR磐越西線ー(Niigata Pref・Ban etsu Sai Line)
ブラウンを基調とした和風の外観は、平成26年2月に改築されたもので「木のぬくもりが感じられる駅舎」というのがコンセプトになっています。
さてこの駅舎、なんと展望室があるんです。駅が桜並木に囲まれていること、そして「SLばんえつ物語」号の停車駅であることから、桜とSLを堪能できるよう改築時に2階に展望台が設けられたのです。春には絶好のビューポイントですよ!!
そして、この駅で忘れてならないのが咲花温泉。昭和29年開湯という意外と新しい温泉です。阿賀野川の河畔に湯の花が咲いていることから発見されたそうで、湯の花が咲いていることにちなみ「咲花温泉」と名付けられたそうです。新しいといっても54度の源泉が毎分2000リットルも湧き、今では県下有数の名湯に数えられているんですよ。
駅の開業は昭和36年11月で、温泉が発見されてから7年後のことです。つまりこの駅は温泉のために設置された駅なんです。駅前には「歓迎 咲花温泉」と書かれた歓迎等が建っていて、すぐに温泉街が続き、10軒ほどのホテル・旅館が軒を連ねています。
温泉を楽しむには「湯めぐり手形」がおすすめです。加盟している旅館・ホテルで1500円で購入すると、そのうち3件の温泉に入浴できるんです。阿賀野川の美しい景色を眺めながらの入浴、贅沢な気分になりますよ。
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