駅名の由来っていろいろで面白いですね〜♪

燕(つばめ)駅は洋食器で有名な燕市の代表駅です。開業は大正11年4月、駅舎は昭和43年3月改築されたものです。平成5年8月までは新潟交通が分岐していました。

ー新潟県・JR弥彦線ー(Niigata Pref・Yahiko Line)

駅周辺は建物が密集していますが、大きな建物はなく、昭和の雰囲気が残っています。新幹線の駅が出来た隣の燕三条駅のほうが、ホテルやショッピングモールがあり発展しています。特産の洋食器なども燕三条駅で展示・販売されています。
ちなみに、市役所は平成25年5月に移転し、現在の市役所の最寄り駅は越後線の南吉田駅になります。

さて「燕」というおもしろい地名、その由来が気になりますね。
駅から約500メートル南に中ノ口川が流れていますが、かつてはもっと川幅が広かったそうです。あるとき、上流から小さな祠が流れてきて、この地で動かなくなり、なぜかその祠を守るようにたくさんの燕が群がっていたそうです。その祠は村びとによってこの地の守り神としてまつられました。そこから燕の村と呼ばれるようになったということが伝説として伝えられています。

でも実際には、かつて「つばめ」は「津波目」と書かれていたという記録が残っていて、「津」は港、「波」は川の波、「目」は中心地を意味していました。つまり、信濃川の舟運で栄えていたことを物語っている地名なんですよ。