伝統工芸品指定「越前打刃物」の町!駅でもアピール♪

越前市は、国の伝統的工芸品に指定されている「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」がいまに受け継がれ「手仕事のまち」と呼ばれています。

ー福井県・JR北陸本線ー(Fukui Pref・JR Hokuriku Main Line)

その越前市の代表駅がこの武生(たけふ)駅です。駅舎は昭和43年9月改築。駅前にはホテル、ショッピングセンターなどがあります。また、北に約300メートルほど行くと福井鉄道の起点・越前武生駅があります。

駅舎内には、コンビニと立ち食いそば店がありますが、このそば店がなかなかのもの。
屋号は「今庄そば」で、北陸の大きな駅ではよく見かけます。全国の立ち食いそば店も駅舎の改築にともなってどんどんオシャレになるなか、このお店は国鉄時代から変わらぬたたずまい。駅そばファンに言わせると、数ある「今庄そば」のなかでこのお店がいちばんおいしいんだそうです。ただし越前地方でよく食べられている「おろしそば」はメニューにないのでご注意を。

さて、この駅にきたらぜひ見ておきたいもの、それは「昇龍」。
1番ホームに長さ2.6メートル・高さ1.8メートルの「昇龍」と命名された巨大な龍が展示されているんです。
これは伝統的工芸「越前打刃物」の造形展示品として昭和39年に製作されたもの。なんと包丁・鎌・鉈・小刀など、全部で2967丁もの打刃物のみを組み合わせて作られているんです。武生駅に来たらぜひ近くで見てください。怖いくらいの大迫力ですよ。