旧駅舎の再活用「まちの駅」として生まれ変わりました♪

木ノ本(きのもと)駅のある長浜市木之本町は、北国街道と北国脇往還の分岐点で、古くから宿場町として栄えた地です。ちなみに駅名は「木ノ本」ですが、地名は「木之本」です。

ー福井県・JR北陸本線ー(Fukui Pref・JR Hokuriku Main Line)

駅舎は平成18年10月に改築された橋上駅舎です。東口1階の木之本観光案内所では、地元の特産物や土産物も販売しているんですよ。
付近の名所といえば賤ケ岳(しずがたけ)。学校の歴史の時間に習った「賤ケ岳の戦い」の舞台となった賤ケ岳はこの駅が最寄りなんです。
駅から約2キロ西にある賤ケ岳リフトに乗り、少し歩けばあっという間に標高421メートルの賤ケ岳山頂です。

そこには、賤ケ岳合戦の戦跡碑、戦没者の碑があり、賤ケ岳合戦を説明したパネルもあるので歴史ファンにおすすめです。また、竹生島の浮かぶ琵琶湖や余呉湖を見下ろす眺望はすばらしく、一般の人でも楽しめますよ。ただし、リフトは冬季や平日には運行されていないこともあるので、事前に運行日をよく調べてから出かけてください。

ところで、駅舎東口の南側にある建物、気になりませんか?
実はこれ、駅舎が橋上化される前に使用されていた旧駅舎なんです。昭和11年6月築のもので、現在の駅舎の使用が開始されたあとで、内部が改装されて「きのもと まちの駅」として地元の方のいこいの場として利用されているんです。木ノ本駅に来たら忘れずにこの旧駅舎も見ておいてくださいね。