富士山の眺望がすばらしいことが地名の由来である富士見町役場の最寄り駅が、この富士見(ふじみ)駅です。
ー長野県・JR中央本線ー(Nagano Pref・JR Chuo Main Line)
開業は明治37年12月。駅の標高は955メートルで、昭和7年に小海線が開通するまでは日本最高所の駅でした。現在でもJRの在来線特急の停車駅としては日本で最も標高が高いそうです。
高原に似合う木造の駅舎内にはギャラリーがあり、なつかしい蒸気機関車の写真などが飾られています。
さて、この駅には、地方の駅では珍しくなった駅そば店があるんです。
駅舎の隅にあるこのそば店の名前は「入笠生そば」。富士見町の粉と水を使って打ったそばを使用していて、この店のファンも多いそうです。
この店の名物メニューは「山賊そば」。なんと、そばの上に大きな鳥の唐揚げが乗っているんです。あまりに大きくて唐揚げだけでお腹がいっぱいになってしまいそうです。そしてもうひとつ変わったメニューあるんです。その名も「馬肉そば」。馬肉のしぐれ煮がたっぷりと乗っているんです。どちらも食べてみたくなりますね。
もちろん、普通のそば・うどん、カレーもありますので、いちど立ち寄ってみてください。
ところで、富士見町に来たからには、やはり富士山が見たいですね。
富士見町を代表する富士山ビューポイントは「創造の森彫刻公園」です。標高1420メートルの高原に50体もの彫刻を設置・展示している屋外美術館で「関東の富士見百景」にも選ばれているんですよ。
ここからは、なんと富士山、南アルプスの北岳、北アルプスの奥穂高岳と、日本の高い山ベスト3を見ることができるんです。
JR富士見からはタクシーで10分+徒歩10分です。
↓「富士見」漢字の並びが好きな駅名標↓