一度入浴すれば肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまうことから「神の湯」と呼ばれた玉造温泉。
ー島根県・JR山陰本線ー(Shimane Pref・JR Sanin Main Line)
その玉造温泉への下車駅が、その名もズバリこの玉造温泉(たまつくりおんせん)駅です。
駅の開業は明治42年。駅名が「湯町」だったことからも、当時から温泉地としてにぎわっていたことが伺えます。駅名が「玉造温泉」に変わったのは昭和24年のことですが、駅舎は他の駅と変わらない特徴のないものでした。
そんな駅舎が大変身したのが平成24年9月。神話の国らしく神社風の外観になったんです。トイレも新築され、平成26年3月には駅前広場も完成しました。
駅舎内には玉造温泉をはじめとする観光パンフレットが並び、いやでも旅気分が高まりますよ。
夕方になると列車でやってきた旅行客を迎えに、温泉街の旅館やホテルから送迎バスが続々とやってきます。この風景もこの駅独特のものですね。
温泉街へは駅の西を流れるに沿って北へ約1.5キロ。送迎バスやタクシー・バスを使って行くこともできますが、やっぱり歩いて行くとこをオススメします。
なぜなら、川沿いには、数々のモニュメントや、川床、足湯があるんです。一気に旅館・ホテルに入ってしまうよりも、それらを楽しみながらのんびりと向かうほうが風情があっていいですよね。
関連記事
■温泉への玄関口のその他の駅
関連サイトの最新記事