南海電鉄高野線とJR阪和線の乗り換え駅がこの三国ケ丘(みくにがおか)駅です。
ー大阪府・南海電鉄ー(Osaka Pref・Nankai Electric Railway)
現在の2階建ての駅舎は平成25年9月に改築されたもので、駅ビル名称は「N.KLASS(エヌクラス)三国ケ丘」。JRの改札は1階、南海の改札は2階にあります。駅舎には駅施設のほかに、スーパー、コンビニ、飲食店などが入っています。
さて、この駅に来たら、ぜひ屋上に行ってみてください。
屋上の名称は「みくにん広場」。2階の南海の改札の隣に、屋上への階段があります。
屋上に上がると、広い敷地に花や芝生が植えられ、テーブルやベンチもあっていい雰囲気。訪れた人が食事をしたり、雑談したりと憩いの場になっているんですよ。
そして、この屋上は、トレインビューのスポットなんです。JR線、南海線の列車が行き交う様子を見下ろすことができるうえに、両線の歴史を記したパネルまで設置されていて、鉄道ファンにとって至れり尽くせりですね。
さらに、西側に見える小高い山、実はこれが「みくにん広場」の最大の目玉なんです。というのもこの小山、ただの小山ではなく、なんと古墳なんです。
しかも古墳のなかでも国内最大を誇る「大山古墳」なんです。「仁徳天皇陵」とも呼ばれ、長さ840メートル、幅654メートル、高さ35.8メートルで、面積でいうとクフ王のピラミッドを凌いで世界一の大きさなんですよ。
そんなすごい古墳がこの屋上から見ることができるなんて嬉しいですね。そこには古墳についての説明板が設置されているのですが、それを見ると改めてこの古墳の想像以上の大きさに驚かされること間違い無しです。