天下の名湯・草津温泉への玄関口です♫♫

日本人なら誰もが知っている天下の名湯・草津温泉。その草津温泉への玄関口がこの長野原草津口(ながのはらくさつぐち)駅です。

ー群馬県・JR草津線ー(Gunma Pref・ JR Kusatsu Line)

昭和20年の開業時は「長野原駅」という駅名で、鉱山の産出物を積み出しするための貨物駅でした。旅客営業はその翌年の昭和21年に開始しています。

そして、平成3年12月に草津温泉への玄関口をいうことをアピールするために「長野原草津口駅」に改称しました。その甲斐あってか、現在でも多くの観光客が訪れています。
現在の駅舎は平成25年8月改築。駅舎内には観光情報コーナーがあり、KIOSKでは土産物や弁当も扱っています。でも、飲食店はありません。

はて、なぜこんな観光客でにぎわう駅に飲食店がないのでしょうか?
実は、駅舎が改築される前は、駅舎内や駅前に飲食店や土産物店が並んでいたんです。
ところが、八ッ場ダムが建設されることになると、駅前にあった建物は移転しなければならなくなり、そのほとんどが取り壊されてしまったんです。

こうして、駅はきれいになったものの、なにか物足らない状況になってしまいました。
そんな駅にかつての雰囲気を取り戻そうと、駅舎の改築から2年後の平成27年8月に、駅に隣接して「長野原・草津・六合ステーション」がオープンしたんです。ここでは、食事をしたり土産ものを買ったりすることができ、休憩スペースもあります。観光地の駅として面目躍如といったところですね。
そうそう、肝心の草津温泉へは駅前からバスで約30分で行くことができます。また、野反湖や軽井沢への便もありますよ。