まるで宮殿のような白く美しい建物。これ、なんと東海(とうかい)駅の駅舎なんです。
ー茨城県・JR常磐線ー(Ibaragi Pref・JR Joban Line)
こんな立派な駅舎があるなんて、この町はよっぽど栄えているんだろうなと思ってしまいますね。たしかに駅の近くに大きなショッピグセンターもありますし。
ところが、この駅の所在地は茨城県那珂郡東海村。そう、なんとこの駅は「村の駅」なんです。そういわれれば、周辺はショッピグセンターがある以外は、ほぼ住宅地です。
そんな東海村は、昭和41年にわが国で初の商業用原子力発電が開始された地です。現在でも村内に多くの原子力施設が存在し「原発の村」として知られているんですよ。
さて、この豪華な駅舎は、都市基盤整備事業の一環として平成6年1月改築された橋上駅舎です。そして、この駅の特徴、それは駅舎内にギャラリーがあるということなんです。
「ステーションギャラリー」という名称で、1階と2階の両方にあり、誰でも申し込むことができて、個展・グループ展や集会などに利用されています。展示物を見ているとまるで美術館に来たような気分になりますよ。
そういわれれば、駅舎の外観は美術館のようでもありますね。こんなステキな駅舎で芸術鑑賞ができるなんて、列車の待ち時間なんか気になりませんね!
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