白狐がみつけた湯!駅前足湯のある温泉街の玄関駅^0^

街なかの温泉として有名な湯田温泉への下車駅、それが湯田温泉(ゆだおんせん)駅です。なんと隣の駅は県庁所在地駅の山口駅です。

ー山口県・JR山口線ー(Yamaguchi Pref・JR Yamaguchi Line)

駅舎は昭和60年に改築されたもので、とくに特徴のあるものではありません。でも、駅前には白く巨大なオブジェが!
これは、白狐の「ゆう太」で、高さはなんと8メートル! 湯田温泉旅館協同組合のマスコットキャラクターなんです。
なぜ白狐かというと、この温泉を発見した伝説に由来しているんです。

その伝説とは、お寺の境内にある小池に、一匹の白狐が傷ついた足を毎晩つけに来るので、それを見た和尚が不思議に思い、池の近くを掘らせたところ、湯が湧き出したというものです。白狐が見つけたことから湯田温泉は「白狐の湯」とも呼ばれているんですよ。

平成23年には駅前に無料の足湯がオープンしました。そこでは湯に浸かりながら、列車を眺めることができますよ。
さて、温泉街へは駅前をまっすぐ600メートルほど進んだところにあります。設備の整ったたくさんの温泉ホテルが並び、ビジネスホテル並みの料金でお一人様でもOKのところも多いので、ひとり旅派にもうれしいですね。

その温泉街には無料で利用できる「足湯」が6か所もあります。また「温泉の森」では宿泊設備はありませんが、何種類もの浴槽と、休憩室・食堂など充実した設備があります。ここを利用すれば宿泊できなくても温泉を楽しめますよ。