昭和32年3月開業の杉河内(すぎかわち)駅は山の斜面にある駅です。小さな駅舎がありますが、無人駅です。
ー大分県・JRJR久大本線ー(Oita Pref・Kyudai Main Line)
駅のホームから周りを見渡してもとくに目立ったものはありません。でも、実は近くにとてもステキな観光スポットがあるんです。
ホームから長いスロープを下って行くと国道に出ます。そして線路の下をくぐると右手に脇道があるので、そこを進んで行くと……
ジャーン! 目の前に現れたのはなんと、滝!
この滝は「慈恩の滝」といい、上段20メートル、下段10メートルの二段構えで、合計の落差はなんと30メートル。
風に乗って巻き起こる水しぶきはマイナスイオンたっぷりで癒されます。
そして、この滝の最大の魅力、それは滝の裏側を見ることができるんです。
滝壺の周りに歩道が設けられていて、なんと滝の裏側にも行くことができるんです。手を伸ばせば届きそうなほど近くで眺める滝は大迫力。このことからこの滝の別名は「裏見の滝」とも呼ばれているんですよ。
観光バスやドライブの途中で立ち寄る人も多く、人気の観光スポットになっています。特急「ゆふいんの森」などは、この滝のそばを通るときは速度を落としてくれるほどなんです。
杉河内駅から慈恩の滝へはわずか100メートル。駅から近いのであまり時間がなくても立ち寄ることができますよ。
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