駅舎に十字架が!!歴史を感じますね〜^0^

三角線の終着駅で天草への玄関口、それが三角(みすみ)駅です。

ー熊本県・JR三角線ー(Kumamoto Pref・JR Misumi Line)

開業はなんと明治32年!とても歴史がある駅なんです。

クリーム色のきれいな駅舎は「A列車で行こう」の運行開始を期に平成23年10月にリニューアルされたもの。「A列車で行こう」とは、天草に16世紀に伝わった南蛮文化をテーマにした全車指定の観光特急列車のことです。
駅舎内は木材がふんだんに使われていて、和風で落ち着いた雰囲気で、とても癒やされます。

そして、トンガリ屋根のてっぺんには十字架が! これは教会を現わしているんです。天草は永禄9(1566)年にポルトガル人によってキリスト教が伝えられ、現在でも多くの教会があるんですよ。

さて、駅前から前方を見ると、巻貝のような建物が見えます。これが「三角港フェリーターミナル」で、天草方面への定期船や、イルカウォッチングのできるクルーズ船が就航しています。
このフェリーターミナルは、その形から「海のピラミッド」と呼ばれています。外周をらせん状に設けられたスロープを上って行くと、てっぺんは展望台になっていて、天草諸島の美しい景色を眺めることができるんです。

駅からほんの150メートルほどなので、三角駅にきたらぜひフェリーターミナルにも足を運んでみてくださいね。