まるで教会のようなメルヘンチックな建物、これが野辺山(のべやま)駅の駅舎です。夏には多くの観光客が訪れる高原の駅で、駅前には土産物店や観光案内所があります。駅舎は観光地ということを意識して、昭和58年3月にこのような可愛らしいデザインにしたそうですよ。
ー長野県・JR小海線ー(Nagano Pref・Koumi Line)
さて、この駅のウリ、それはご存知の方も多いと思いますが「JRで最も標高の高い駅」なんです。その標高は1345.67メートル。そのことをアピールするために「JR最高駅 野辺山」と書かれた柱が駅前とホームに建っているんです。
窓口で販売している記念入場券には「空にいちばん近い駅」と書いてあるんですよ。
このように、野辺山駅はJR最高の駅なんですが、実は最高地点はここではありません。せっかくこの駅に来たのなら、その場所にも行ってみましょう。
JR最高地点、それは清里駅方面に2.5キロほど行ったところにあります。
そこには「JR鉄道最高地点」と書かれた大きな石碑が建っているんです。また、線路を挟んだ場所にも同じく「JR鉄道最高地点」と書かれた柱が建っていて、そのそばには小さな赤い鳥居の「鉄道神社」があります。御神体は小海線の古いレールだそうですから、鉄道ファンならぜひお参りを。
周辺には飲食店や土産物店がありますので、記念写真を撮ったあとでも一息つけますね。
野辺山駅からやや遠いので、駅前の観光案内所のレンタサイクルを利用するのがオススメですよ。
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