東京と名古屋の間を山梨県・長野県・岐阜県を経由して結んでいるJR中央本線。そのほぼ中間点にあるのが塩尻(しおじり)駅です。駅舎は、昭和57年3月に建てられた橋上駅舎です。
ー長野県・JR中央本線ー(Nagano Pref・JR Chuo Main Line)
市内には「アルプスワイン」や「井筒ワイン」などたくさんのワイナリーがあり、平成26年3月に駅舎は「ブドウとワインの駅」としておしゃれな雰囲気にリニューアルされました。駅名標にもぶどうが描かれていますよ。
さて、この駅にはワインの産地にふさわしいあるものがあるんです。
改札を通って3・4番ホームに行ってみると、なんとそこにはブドウ棚が!
これは昭和63年に塩尻のブドウとワインをアピールするために作られたもので、ホームにブドウ棚があるのは全国でここだけなんです。
ここで育てられたブドウは毎年9月に地元の園児たちによって収穫され、市内のワイナリーでワインに加工されるそうです。
さて、この駅にはもうひとつ変わったものがあります。
それは「立ち食いそば屋」。改札内にある店の入口の幅はわずか50センチ、店内も幅150センチしかなく2人入れば満員になってしまいます。その狭さから旅行者から「日本一狭いそば屋」として有名になっているんですよ。
もともと店のあった場所にあとからエレベーターを設置したためこんなことになってしまったとか。
これで商売が成り立つの? と心配になってしまいますが、改札の外からだと店は普通の大きさなのでご心配なく。
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