これは駅舎??変わった駅舎はメリットだらけ!

岐阜線関市は、包丁やカミソリなどの「刃物の町」として知られています。

ー岐阜県・長良川鉄道ー(Gifu Pref.・Nagaragawa Railway)

そんな関市にある駅が関口(せきぐち)駅です。市役所からは離れていますが、周辺には住宅が密集し近くに県立高校があることから、関市の代表駅である関駅よりも利用客が多いんですよ。

こちらは旧駅舎です。開業は昭和27年12月。昭和61年12月に国鉄から長良川鉄道に転換したあとも開業時の駅舎が使われてきました。転換後に駅舎内に喫茶店ができましたが、店主が高齢を理由に店舗を閉店。後継者を募りましたが現れず平成25年4月に無人化されてしまいました。

そこに名乗りをあげたのがコンビニエンスストアを展開するローソンだったんです。駅舎を建て直すことを提案し、平成25年8月に完成したのが、現在のローソン駅舎なんです。
見た目はローソンそのものですが、いちばん右端に「関口駅」と記され、そこに待合室も設けられています。
こうして誕生したローソン駅舎は、近くにコンビニがなかったため近隣住民に好評で、また駅の利用者にとっても空調の効いた待合室でコンビニで買った食べ物などを持ち込み列車待ちができるのでこちらも好評です。

そして鉄道側にとっても、コンビニのおかげで夜間でも人が途切れず明るいことから防犯効果が期待され歓迎されています。
でもなによりも、この変わった駅舎があるということが全国的な宣伝になるということが最大のメリットでしょう。
コンビニ駅舎、鉄道側と利用者、双方に恩恵のあるすばらしいアイデアですね。