夏目漱石とも関わりが深い重要文化財のある駅!

ー愛媛県・伊予鉄道ー(Ehime Pref.・IYO Railway)

道後温泉といえば「日本書紀」にも登場するわが国最古といわれる温泉です。

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夏目漱石と関わりが深く、作中に道後温泉が登場する小説「坊っちゃん」は、漱石が英語教師としてこの地で暮らした体験を元に書かれたものです。
さて、その名湯・道後温泉の入り口にあるのが道後温泉(どうごおんせん)駅です。レトロ感のあるしゃれた駅舎は、伊予鉄道の創業100周年の昭和61年に、明治44年の建築だった旧駅舎を再現して建てられたものです。

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駅舎内は売店になっていて、土産物や坊っちゃんグッズ、そして路面電車のフリーきっぷなどを販売しています。
駅のすぐそばには、無料の足湯とカラクリ時計があります。このカラクリ時計は、毎時0分に動き出し、小説「坊っちゃん」の登場人物が表れて、とても楽しい内容になっていますので、ぜひ見てください。

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さて、この駅に来たからには、やはり温泉に入りたいですね。道後温泉といえば「道後温泉本館」はぜったい外せません。明治27年に建築された歴史ある建物で、国の重要文化財および経済産業省の近代化産業遺産に指定されています。
駅からは土産物店や飲食店の並ぶ商店街を通って約250メートルのところにあり、料金は250円から1500円。料金によって浴室やお茶・お菓子がつくなど、サービス内容が変わるのもユニーク。ぜひいちどは体験してみてください。
ほかにも周辺には温泉を引いた多くの旅館・ホテルがあるので、ゆっくり滞在して楽しむのがおすすめです。