日本三大神宮の最寄り駅! 駅舎も朱色♪

平成18年3月に、佐原市と小見川町・山田町・栗源町が合併して香取市が誕生しました。
その香取市にある駅が香取(かとり)駅です。

ー千葉県・JR成田線ー(Chiba Pref・JR Narita Line)

市の名前と同じ駅名ですが、中心部はここではなく佐原駅周辺になります。この香取駅からは鹿島線が分岐駅していますが駅の規模は大きくなく、周辺は静かな住宅地で駅も無人です。
そんな香取駅の駅舎ですが平成19年12月に改築されたもので、朱色の壁に黒い枠の格子窓という、なにやら独特の雰囲気ですね。これは、香取神宮の楼門をイメージしているんです。

香取神宮は、香取駅から南に約1.5キロの場所にあり、日本三大神宮のひとつに数えられているほか、下総国の一宮であり、全国に約400社ある香取神社の総本社でもあるという、超一級の神社です。
駅舎のデザインとなった楼門は高さが13メートルもある迫力のあるもので、これまた日本三大楼門のひとつに数えられています。元禄13年に建立され、国の重要文化財に指定されています。本殿は楼門の奥にあり、やはり元禄13年に建立、国の重要文化財に指定されています。仕事や人生の総合的な開運にご利益があるとされているんですよ。
香取神宮へはこの香取駅が最寄りですが、交通手段がないので実際には佐原駅からバスかタクシーを使うのが便利です。

ただし、正月には初詣客のためにこの駅からシャトルバスが運行されるので、それを利用するのが良いですよ。