京阪神の通勤圏として発展が目覚ましい守山市の代表駅、それが守山(もりやま)駅です。
ー滋賀県・JR東海道本線ー(Shiga Pref・JR Tokaido Main Line)
駅の開業は明治45年4月と歴史がありますが、市制を施行したのは昭和45年7月で比較的新しい市です。駅舎は昭和48年4月に改築された橋上駅で、現在では東西にマンションが建ち並ぶ都会的な駅になっています。
ホームは2面2線。米原方面に向かう列車が1番ホームに着き、大勢の人が下車します。この駅は橋上駅なので、降りた人はみんな上り階段に向かうはずなのですが、なぜか階段とは反対の方へ行く人も多くいます。
不思議に思って後をついていくと、そこにはコンビニの入口が。そしてその先には、なんと改札があるではありませんか!
そう、実はそこはもうひとつの駅の出入口だったんです。
守山駅の西口にあるコンビニの店内に改札があり、なんと1番ホームとつながっているんです。
コンビニの店舗名は「セブンイレブンハートインJR守山駅西口店」といい、セブンイレブンとフランチャイズ契約する以前はJRの子会社が運営する「ハートイン」であったことから、この改札は「ハートイン改札」と呼ばれています。ただし、ICカード専用なので、普通のきっぷを持っていてもこの改札は通ることはできないのでご注意を。
改札機は1台しかないので混み合うこともありますが、それでも橋上の改札を通るよりは早くホームに行けると利用者に好評です。買い物をしたあとすぐホームに行くことができるなんて、とても便利ですね。
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