都市部の駅ならどこにでもあるアレ、日本一はここにあった!

古くからあるJR東海道本線(京浜東北線)と東急大井町線に加え、平成14年に東京臨海高速鉄道(りんかい線)が開業して交通の便が格段に良くなった駅、大井町(おおいまち)駅です。

ー東京都・東京臨海高速鉄道ー(Tokyo・Tokyo Waterfront Area Rapid Transit)

駅周辺にはスーパーや飲食店が多く、治安も良くて住みやすいと評判の街です。また、北にわずか1駅行くと品川駅に着き、そこでは新幹線に連絡し、京浜急行で羽田空港にも行くことができます。

そんな大井町駅ですが、実はこの駅には意外な「日本一」のものがあるんです。

JR線と東急線は地上を、あとから開業したりんかい線は地下を走っているわけですが、JR中央口がある地上2階から、りんかい線の改札がある地下1階までをエスカレーターがダイレクトに結んでいるんです。高低差22メートル、長さは44メートルあるこのエスカレーターが駅にあるものとしては日本一の長さだといわれているんです。

実際に下りのエスカレーターに乗ってみると、確かに長い! 終点ははるか先です。ゆっくりと下っていき、1分半かけてようやく地下1階のりんかい線の改札階に到着するんです。上りも同様に1分半かかります。このエスカレーターは改札外にあるので、当然無料です。何度でも乗って楽しむことができますよ(笑) ただし、エスカレーターはほかにも何本もあるので間違わないようにご注意を。
ちなみに駅以外で日本でもっとも長いエスカレータは、香川県丸亀市のテーマパーク「ニューレオマワールド」にあるもので、高低差42メートル、長さは96メートルもあるそうですよ。