平成27年3月に北陸新幹線が開業し、ますますにぎわいを増しているのがこの金沢(かなざわ)駅です。
ー石川県・JR北陸本線ー(Ishikawa Pref.・JR Hokuriku Main Line)
県下最大の駅で、駅舎内にある「金沢百番街」では、和菓子や伝統工芸品、グルメなど、金沢に関するものならなんでも揃っています。
駅の周辺には、北鉄金沢駅、バスターミナル、また多くの飲食店やデパート、ホテルがあり、観光の拠点としてもたいへん重要な役割を担っています。
さて、この駅のシンボルとなっているのが、兼六園口(東口)の「鼓門」と「もてなしドーム」です。北陸新幹線の開業を見越して平成17年3月に完成しました。
巨大な木製のゲート「鼓門」は、石川県の伝統芸能の能楽である加賀宝生の鼓をモチーフとしていて「伝統と創造のまち」を表現しているそうです。
そして、鼓門をくぐったところにある「もてなしドーム」のガラスで覆われた巨大な空間は、その美しさにだれもが息を飲むほど。雨に濡れないようにそっと傘を差し出す金沢の人のやさしさ、もてなしの心を表現しているそうです。
そして、この「鼓門」と「もてなしドーム」は、なんとアメリカの旅行誌「Travel & Leisure」で、世界で最も美しい駅14選のひとつに選ばれているのです。世界に誇れるすばらしい駅舎だということが認められているんですね。
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