島原市は、島原城の城下町で、市内には武家屋敷などの古い街並みが残っています。
ー長崎県・島原鉄道ー(Nagasaki Pref.・Shimabara Railway)
その島原市の中心にある島原(しまばら)駅の駅舎は、本物の島原城かと思うほど立派なお城風。これは平成元年12月に完成したもので、島原城大手門をモチーフにしているんです。
また、島原は至る所に水が湧いているので「水の都」ともいわれ、用水には錦鯉が泳いでいます。これは豊かな湧水を観光に活かそうと昭和53年に放流したものなんです。駅前の用水にも錦鯉がいますよ。
そして、駅の入り口に建っている石像、これは「島原の子守唄の像」です。昔、島原や天草の貧しい農民は、自分の娘を中国や東南アジアなどへ売って生活をしていたそうです。この像を見て、そんな悲しい過去があったということも気に留めてみてください。
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